2017年10月25日水曜日

2017.10.21(Sat) 晴れ渡る古潭

空は快晴。風も凪。あたたかさを感じる気温。
久々の気持ちよい天候です。


この日は少し足を伸ばして、厚田区の古潭にやってきました。
普段は漁港から南側の海岸を歩くのですが、今日は趣向を変えて、押琴の湾を散策します。


湾に入ってすぐ、そびえ立つ地層。
何かにひかれたように近付くと、崩れた土砂から早速発見。


一見、変哲のない二枚貝の化石。
鉱石・鉱物・光り物が大好物でも、化石は興味なし。
筆者にとっては、一見縁がないように思いますが、


貝殻が金属に置き換わっています。
こうなると化石もストライクゾーンです。
オフシーズンになったらクリーニングしたいですね。

  

海岸には、藻屑が少々。砂利がドッサリ。
これは探しがいがありそうです。


あれよという間に発見。幸先のよいスタートです。




白に黄色に琥珀色と、色とりどり。
サイズは小ぶりですが、数が多い。
砂利の幅も長さもかなりあり、開始10分で20個ほど拾えました。

今日のオモシロメノウはこれ。



キノコのような母岩つきメノウ。
晶洞のようなある程度のサイズの空洞ではなく、クラックに薄く成長したものの一部でしょうか。
硬度の違いから、メノウ部分が大きく残っています。

色合いではこちら。


見事な黄金色。
中央の模様もメノウ柄で、こちらも高ポイントです。


ほかにも、インクを流したようなものや、
 

きれいに白とオレンジの二層に分かれたもの。

 
 
層にならず、溶け合ったようなものが見つかりました。

さほど広いわけでもない湾ですが、成果は大漁。
ほぼずっと下を向いていたので、腰が痛い・・・。


時間に余裕があったので、いつもの無煙浜にも立ち寄ることにします。


徐々に雲が増えてきましたが、まだまだ波は穏やか。
台風21号が近付く中、嵐の前の静けさといったところでしょうか。



海中のメノウもすんなり見つけられるほど、静かです。
古潭と同じく小ぶりですが、望来もなかなかの成果。


ヴ○ルタースオリジナルを髣髴とさせるクリーミー色や、


蛍のような母岩つき。


ぐねぐね複雑なメノウ柄。


泡のようなボコボコと、よい色柄の石が多く採れました。


先週の岩場付近。あれからさらにがけ崩れが起こったようです。
この撮影時にも、パラパラと小石が崩れてきていて少々危険です。
この後の台風で、さらに崩れてくるのでしょう。

数年前には、海岸を横切り4・5メートルほど海にはみ出す崩落がありましたが、はてさて。
歩きにくくなるほど崩れなければよいのですが。

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