先月、札幌市の「石の祭典」に顔を出し、とある店先でお客のご婦人と雑談した。
そこで「ブログとか、やってらっしゃるの?」と聞かれたことがきっかけで、始めてみた。
そんな見切り発車の「メノウ虫のブログ」
無煙浜を中心に、メノウや石炭・コハクその他鉱物etcを紹介していきたいと思います。
いろいろ試しながら、ゆったりまったり自分のペースで続けていけたらいいなあ。
以下、本文
週間天気予報を覆しての、くもり空。雨の気配はナシ。
かろうじて体育の日としての面目は保った様子。
ハッピーマンデーになってからは、あまり意味もないかもしれませんが。
先週の寒気からすれば、気温は十分暖かい。風は並。波はやや高め。
砂浜に出てみると、波に洗われて石はまばら。
今日はあまり期待できないかもしれません。
先客もおり、ますます収穫は期待できなさそう。
と、思った矢先にひとつ目。
レモン色でボコボコと面白い形。
間をおかずにお次も発見。
指紋のような細かい縞が魅力的。
崖に近づくにつれて、波打ち際に、細かい石炭が散らばりはじめます。
これはもしやと、探してみると・・・
あった!コハクが!
・・・が、ちょっと違和感。
コハクにしては色が薄く、透明すぎる。持ってみた感触も少し重い気がする。
とりあえず、コハク(?)は持ち帰ることに。
崖下まで行くと、メノウの数が増えてきました。
先客はここまで来なかったのでしょうか?
今回一番の紅色。
ワカメに隠れて見逃すところでした。
光に透かすとこんな感じ。
子供の頃、図鑑で見た鶏の卵の受精卵を思い出します。
帰り道で発見。
こんなに大きいのに、行きは気付かなかった。
視野を広く持たねば。
最近崩れたらしい路頭に群生。
ハタケシメジ?
後で調べたら、食用で有名らしいです。
もちろん、採りません。食べません。
食べてよいのは、お店で買ったキノコだけです。
本当にハタケシメジかどうかもわかりません。
キノコ狩りは自己責任です。
食べて毒に中っても、当ブログは一切責任を負いません(必死)
帰り道にちょっと寄り道。
毒の沼地、ならぬ石油が湧くスポット。
辺りにはコールタールの臭いが充満しています。
無煙浜の名の由来だとか。
あたりの土は、コールタールに覆われて、天然アスファルト状態。
固くてしっかりしているが、油断は禁物。
油断した筆者はこの後悲劇に・・・
メタンと思われる天然ガスもポコポコ湧き続けています。
もちろん火気厳禁。
枝ですくうとこんな色。
いつか採取してみたいなあ。
なんて思っていたら、上の写真にあったタール地帯のゆるくなっている場所にうっかり踏み込んでしまいました。
タールと泥の粘性に靴が引っ付き、焦った拍子に油でぬかるんで見事にずっこけました。
王女の愛の代わりにタールくさいズボンと車を手に入れることに・・・
気が動転して写真はナシ。
今思えば、とても惜しいことをしました。
泣きそうになりながら帰宅して、飽和食塩水で例のコハク(?)をチェック!
残念!!
カーネリアンの小さな小さな欠片でした。
2017年10月9日月曜日
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