空は快晴。風も凪。あたたかさを感じる気温。
久々の気持ちよい天候です。
この日は少し足を伸ばして、厚田区の古潭にやってきました。
普段は漁港から南側の海岸を歩くのですが、今日は趣向を変えて、押琴の湾を散策します。
湾に入ってすぐ、そびえ立つ地層。
何かにひかれたように近付くと、崩れた土砂から早速発見。
一見、変哲のない二枚貝の化石。
鉱石・鉱物・光り物が大好物でも、化石は興味なし。
筆者にとっては、一見縁がないように思いますが、
貝殻が金属に置き換わっています。
こうなると化石もストライクゾーンです。
オフシーズンになったらクリーニングしたいですね。
海岸には、藻屑が少々。砂利がドッサリ。
これは探しがいがありそうです。
あれよという間に発見。幸先のよいスタートです。
白に黄色に琥珀色と、色とりどり。
サイズは小ぶりですが、数が多い。
砂利の幅も長さもかなりあり、開始10分で20個ほど拾えました。
今日のオモシロメノウはこれ。
キノコのような母岩つきメノウ。
晶洞のようなある程度のサイズの空洞ではなく、クラックに薄く成長したものの一部でしょうか。
硬度の違いから、メノウ部分が大きく残っています。
色合いではこちら。
見事な黄金色。
中央の模様もメノウ柄で、こちらも高ポイントです。
ほかにも、インクを流したようなものや、
きれいに白とオレンジの二層に分かれたもの。
層にならず、溶け合ったようなものが見つかりました。
さほど広いわけでもない湾ですが、成果は大漁。
ほぼずっと下を向いていたので、腰が痛い・・・。
時間に余裕があったので、いつもの無煙浜にも立ち寄ることにします。
徐々に雲が増えてきましたが、まだまだ波は穏やか。
台風21号が近付く中、嵐の前の静けさといったところでしょうか。
海中のメノウもすんなり見つけられるほど、静かです。
古潭と同じく小ぶりですが、望来もなかなかの成果。
ヴ○ルタースオリジナルを髣髴とさせるクリーミー色や、
蛍のような母岩つき。
ぐねぐね複雑なメノウ柄。
泡のようなボコボコと、よい色柄の石が多く採れました。
先週の岩場付近。あれからさらにがけ崩れが起こったようです。
この撮影時にも、パラパラと小石が崩れてきていて少々危険です。
この後の台風で、さらに崩れてくるのでしょう。
数年前には、海岸を横切り4・5メートルほど海にはみ出す崩落がありましたが、はてさて。
歩きにくくなるほど崩れなければよいのですが。
2017年10月25日水曜日
2017年10月16日月曜日
2017.10.15(Sun) 無煙浜リベンジ
午前の野暮用をサッサと片付け、望来へ。
時間の余裕もたっぷり。
前日の雪辱に燃え、砂浜に降り立つ。
・・・が
昨日よりも高い波。
吹き荒ぶ風。
海鳴りも大音量。
波がかなり深くまで押し寄せています。
メノウはおろか、ただの石もほとんど見当たりません。あるのは貝殻ばかり。
ヤバイかもです。
最初に発見したのは、タマネギ。
漂着物では、よく目にする気がします。
タマネギ以外の収穫もなく、暗澹とした気分で進みます。
崖下を半ばまで進んだあたりで、ようやく発見。
砂の上にポツンと、取り残されていました。
この2個を最後に収穫が途絶え、ついに崖を抜けてしまいました。
強風と砂鉄が織り成す風紋が美しい。
まるでダマスカス鋼のようです。
撮影のために姿勢を低くすると、砂がバチバチ当たって痛い・・・
このまま引き返すことも考えましたが、この波ではオケラは確実。
いい機会なので、少し寄り道を決意。
これまでほとんど足を運ぶことがなかった、望来メノウの供給元と筆者が(勝手に)にらんでいる場所を探索。
少々危険が伴うので、写真撮影はナシ。
2時間ほど探索し、成果は
小粒が多いですが、大漁。
私の仮説(?)は正しかった。
再び崖下。
来る時よりも波が引いています。
ゴツゴツとした石や岩が多い地帯も探索できるように。
こういった岩場も実は狙い目です。
岩の合間を丹念に探すと、
隙間に引っかかったメノウがあったりします。
ほくほくです。
先週見かけた電球?
そうだとしたら、100mくらい崖側に移動しています。
よく割れなかったものです。
行きと帰りの波のちがいはこんな感じです。
数時間でずいぶん変わるものですね。
メノウの他にもいくつか発見がありました。
何かの脊髄。
南無三。
砂地をものともせず生えるド根性キノコ。
といったところで車に到着。
昨日の3倍近くの収穫に、溜飲が下がりました。
リベンジ大成功です。
帰り道で、進行方向にへんな雲?霧?
途中で消えることもなく、帰り道もずっと、進行方向に見え続けています。
車を停めて観察すると、少しずつ東(陸地)方向へ動いているようです。
石狩の街中に入って納得。どうやら、あの下は雨が降っていた様子。
市役所付近から道路が濡れていました。
時間の余裕もたっぷり。
前日の雪辱に燃え、砂浜に降り立つ。
・・・が
昨日よりも高い波。
吹き荒ぶ風。
海鳴りも大音量。
波がかなり深くまで押し寄せています。
メノウはおろか、ただの石もほとんど見当たりません。あるのは貝殻ばかり。
ヤバイかもです。
最初に発見したのは、タマネギ。
漂着物では、よく目にする気がします。
タマネギ以外の収穫もなく、暗澹とした気分で進みます。
崖下を半ばまで進んだあたりで、ようやく発見。
砂の上にポツンと、取り残されていました。
この2個を最後に収穫が途絶え、ついに崖を抜けてしまいました。
強風と砂鉄が織り成す風紋が美しい。
まるでダマスカス鋼のようです。
撮影のために姿勢を低くすると、砂がバチバチ当たって痛い・・・
このまま引き返すことも考えましたが、この波ではオケラは確実。
いい機会なので、少し寄り道を決意。
これまでほとんど足を運ぶことがなかった、望来メノウの供給元と筆者が(勝手に)にらんでいる場所を探索。
少々危険が伴うので、写真撮影はナシ。
2時間ほど探索し、成果は
小粒が多いですが、大漁。
私の仮説(?)は正しかった。
再び崖下。
来る時よりも波が引いています。
ゴツゴツとした石や岩が多い地帯も探索できるように。
こういった岩場も実は狙い目です。
岩の合間を丹念に探すと、
隙間に引っかかったメノウがあったりします。
ほくほくです。
先週見かけた電球?
そうだとしたら、100mくらい崖側に移動しています。
よく割れなかったものです。
行きと帰りの波のちがいはこんな感じです。
<行き>
<帰り>
数時間でずいぶん変わるものですね。
メノウの他にもいくつか発見がありました。
何かの脊髄。
南無三。
砂地をものともせず生えるド根性キノコ。
といったところで車に到着。
昨日の3倍近くの収穫に、溜飲が下がりました。
リベンジ大成功です。
帰り道で、進行方向にへんな雲?霧?
途中で消えることもなく、帰り道もずっと、進行方向に見え続けています。
車を停めて観察すると、少しずつ東(陸地)方向へ動いているようです。
石狩の街中に入って納得。どうやら、あの下は雨が降っていた様子。
市役所付近から道路が濡れていました。
2017年10月15日日曜日
2017.10.14(Sat) 無煙浜強行
2件の仕事を済ませ、望来へと急ぐ。
日は傾き、残り時間は、あと1時間といったところ。
波は荒く、漂着物が少ない。先週以上に、期待できなさそうです。
仕方ないので、帯状にパラパラと残された石をたどります。
5分後、透明なメノウを発見。
他にも2~3mmほどの白いメノウが4・5粒見つかりました。
スイカのように成長した灰色のメノウ。
写真下が外側で、上が中心方向ですね。
その後は、行けども行けども砂とただの石。
波は砂浜を大きく削って押し寄せています。
流木に邪魔されて、波の中を進まざるを得ない場所もありました。
細心の注意を払いつつ、歩いていると、足の裏にごろごろとした感触。
目線を落とすと
あるじゃないですか。石が。
波が引いたタイミングで、目を見張り、すばやく確保。
うむ。いいサイズです。
引き波に目を光らせながら、さらに北上。
崖に近づくと、藻屑が山盛り。
さすがにここでは海中を探せません。
といっても、崖側は、
カキ!牡蠣!これでもかというくらいのカキの貝殻。
歩きにくいといったらありません。
かろうじて発見。
ツノガイの化石でしょうか?
貝殻部分がメノウ化しています。
崖下を少し進んだあたりで、タイムアップ。
暗くなり始めたので、引き返します。
「秋の夕日はつるべ落とし」とはこのこと。
あっという間に薄暗くなってきました。
メノウも見分けがつきません。
かろうじて発見。
オレンジメノウ。
ライトで裏から照らしてみると、幻想的。
ずっと見ていると、吸い込まれそうです。
それにしても、消化不良です。
明日、もう一度アタックしよう。
日は傾き、残り時間は、あと1時間といったところ。
波は荒く、漂着物が少ない。先週以上に、期待できなさそうです。
仕方ないので、帯状にパラパラと残された石をたどります。
5分後、透明なメノウを発見。
他にも2~3mmほどの白いメノウが4・5粒見つかりました。
スイカのように成長した灰色のメノウ。
写真下が外側で、上が中心方向ですね。
その後は、行けども行けども砂とただの石。
波は砂浜を大きく削って押し寄せています。
流木に邪魔されて、波の中を進まざるを得ない場所もありました。
細心の注意を払いつつ、歩いていると、足の裏にごろごろとした感触。
目線を落とすと
あるじゃないですか。石が。
波が引いたタイミングで、目を見張り、すばやく確保。
うむ。いいサイズです。
引き波に目を光らせながら、さらに北上。
崖に近づくと、藻屑が山盛り。
さすがにここでは海中を探せません。
といっても、崖側は、
カキ!牡蠣!これでもかというくらいのカキの貝殻。
歩きにくいといったらありません。
かろうじて発見。
ツノガイの化石でしょうか?
貝殻部分がメノウ化しています。
崖下を少し進んだあたりで、タイムアップ。
暗くなり始めたので、引き返します。
「秋の夕日はつるべ落とし」とはこのこと。
あっという間に薄暗くなってきました。
メノウも見分けがつきません。
かろうじて発見。
オレンジメノウ。
ライトで裏から照らしてみると、幻想的。
ずっと見ていると、吸い込まれそうです。
それにしても、消化不良です。
明日、もう一度アタックしよう。
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やあ、こんばんは。 家主がなんか病気をこじらせて寝込んでいるから体を操って、代わりに投稿(?)というものをしてみたよ。 本来僕らには個別の名前という概念はないんだけど、家主はメノウ虫と呼んでいるよ。 今日は僕らについて書いていこうと思うよ。 見ての通り、僕らは鉱...
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