メノウ虫のブログ
メノウとか石炭とか、鉱物系をターゲットにビーチコーミングをやっています
2018年4月1日日曜日
%◆)~@#
やあ、こんばんは。
家主がなんか病気をこじらせて寝込んでいるから体を操って、代わりに投稿(?)というものをしてみたよ。
本来僕らには個別の名前という概念はないんだけど、家主はメノウ虫と呼んでいるよ。
今日は僕らについて書いていこうと思うよ。
見ての通り、僕らは鉱石のメノウによく似た生物だよ。
人間が勝手に作った分類に無理やり当てはめると
ドメインは無機結晶生物
鉱物界
酸化鉱物門
二酸化ケイ素綱
石英目
玉髄科
水磨礫族
アゲート種
で、和名は「シマメノウムシ」。英名は「アゲート・アゲートバグ」ってところかな?
人間に認知はされていないけど、地球生まれのケイ素生物さ。
僕らはDNAや細胞を持たず、代わりに二酸化ケイ素の結晶構造を身体を形成する設計図として成り立っているよ。
君らが生まれるよりもずっと昔に地中深くで生まれ、成長し、地殻変動と川の流れ、そして波に乗って望来の海岸にたどり着いたんだ。
そこで小石やただのメノウに擬態しつつ、長い年月を待ち続け、たまたま通りがかった石好きの人間を毒電波で洗脳して、住処に持ち帰らせる。
僕の家主もそんな奴隷の一人さ。
もちろん本人はそのことに全く気付くことなく、自由意思できれいなメノウを拾ったつもりだけどね。
こうして家主たちは、あくまで「自分の意思」で僕らを収集し、僕らの目的のために働くということさ。
僕らの目的?
人類の観察と僕らの生息域の拡大だよ。とりあえずはね。
僕らは何十万年も生きていて、本当にたくさんの人間を見てきたけど、この家主は興味深いね。
なんか、寒い季節になると定期的に鬱になるんだ。
一番最近では、君らの暦でひと月半ぐらい前。
その前は、それからさらにふた月ぐらい前。
その頃になると、多くの人類はお祭り騒ぎをしたり、そわそわしたりするんだけど、
家主は死にたくなるそうだよ。
人間ってよくわからないね。
そんなわけで、これからも隙を見てちょくちょく僕らと、僕らから見た人類について話していきたいと思うよ。
2018年1月2日火曜日
2017.12.30(Sat) 年の瀬せまる望来
師走も残すところあとわずか。
こんな時でもせっせとメノウです。
天候は穏やか。
いつもの場所に車を走らせ、スノーシューを抱えて出発。
と、いつもの雪山から伸びる重機の跡。
車で来る途中にバックホウ(パワーショベル)が停まっていたので、それでしょうか。
乗用車は通れませんが、どうやら長靴のままで良さそうです。
タイヤ跡は以前紹介した毒の沼地の脇を通り、海まで続いていました。
何度か凍った水たまりに足がハマりましたが、問題なく海岸に出ることができました。
それにしても、この時期に重機で何をしていたのでしょうか?
ともあれ、崖方面に歩きます。
気温は暖かめ。弱い北風が吹いていますが、波は荒く海鳴りも聞こえます。沖は荒れている模様。
最初に見つけたのは、海鳥の足跡。
海から陸に向かって歩いた様子。
その先には、こんな跡。
熊の爪痕にも見えますが、辺りにあるのは海鳥とキツネの足跡のみ。
察するに、一悶着あって暴れた海鳥さんの翼の跡のようです。
ちなみに、この場所から海のほうに逃げていく海鳥さんの足跡があったので、どうやら無事な様子。キツネさんにとっては残念ですが。
海鳥さんの歩幅は大きく足跡は荒い。あわてて走って逃げたようです。鳥なのに。
飛ぶのも忘れるほどテンパっていたのでしょうか?
いつものスポットはこんな感じ。
前回ほどではありませんが、なかなか期待できそうです。
さっそく発見。
石だまりに雪が積もって少し探しにくくなっていますが、良い感じの縞模様のメノウが多めに見つかりました。
ハート型っぽいメノウ。
もしくは蜜リンゴ?
小石を噛んだ三角メノウ。
たまにこういった石が挟まったものが見つかります。
中の石は丸くて種類が違うので、後天的に入り込んだものと推測されますが、ガッチリはまり込んでいて、つまようじなんかでつついた程度ではびくともしません。
工具でこじってようやく外れるくらい頑固です。
本当に、どのようにして入ったのでしょう?
帰る頃には波がかなり高くなってきていました。遠くの山の中腹辺りに2カ所の光。テイネとオーンズのスキー場ですね。
今シーズンもお世話になります。
体が慣れるまでは、筋肉痛との戦いが憂鬱ですが。
そんなこんなで、2017年最後のビーチコーミングが終わりました。
収穫もなかなかで、よいラストです。
新年も、よいメノウに出会えますように。
こんな時でもせっせとメノウです。
天候は穏やか。
いつもの場所に車を走らせ、スノーシューを抱えて出発。
と、いつもの雪山から伸びる重機の跡。
車で来る途中にバックホウ(パワーショベル)が停まっていたので、それでしょうか。
乗用車は通れませんが、どうやら長靴のままで良さそうです。
タイヤ跡は以前紹介した毒の沼地の脇を通り、海まで続いていました。
何度か凍った水たまりに足がハマりましたが、問題なく海岸に出ることができました。
それにしても、この時期に重機で何をしていたのでしょうか?
ともあれ、崖方面に歩きます。
気温は暖かめ。弱い北風が吹いていますが、波は荒く海鳴りも聞こえます。沖は荒れている模様。
最初に見つけたのは、海鳥の足跡。
海から陸に向かって歩いた様子。
その先には、こんな跡。
熊の爪痕にも見えますが、辺りにあるのは海鳥とキツネの足跡のみ。
察するに、一悶着あって暴れた海鳥さんの翼の跡のようです。
ちなみに、この場所から海のほうに逃げていく海鳥さんの足跡があったので、どうやら無事な様子。キツネさんにとっては残念ですが。
海鳥さんの歩幅は大きく足跡は荒い。あわてて走って逃げたようです。鳥なのに。
飛ぶのも忘れるほどテンパっていたのでしょうか?
いつものスポットはこんな感じ。
前回ほどではありませんが、なかなか期待できそうです。
さっそく発見。
石だまりに雪が積もって少し探しにくくなっていますが、良い感じの縞模様のメノウが多めに見つかりました。
ハート型っぽいメノウ。
もしくは蜜リンゴ?
小石を噛んだ三角メノウ。
たまにこういった石が挟まったものが見つかります。
中の石は丸くて種類が違うので、後天的に入り込んだものと推測されますが、ガッチリはまり込んでいて、つまようじなんかでつついた程度ではびくともしません。
工具でこじってようやく外れるくらい頑固です。
本当に、どのようにして入ったのでしょう?
帰る頃には波がかなり高くなってきていました。遠くの山の中腹辺りに2カ所の光。テイネとオーンズのスキー場ですね。
今シーズンもお世話になります。
体が慣れるまでは、筋肉痛との戦いが憂鬱ですが。
そんなこんなで、2017年最後のビーチコーミングが終わりました。
収穫もなかなかで、よいラストです。
新年も、よいメノウに出会えますように。
2017年12月26日火曜日
2017.12.24(Sun) イブの無煙浜
メリークリスマスイブ!
投稿が遅くなりましたが、相変わらずメノウを探してえんやこら。
メノウ分の補給には定期的に行っていました。
え?一緒にすごす恋人?
はっはっは!ご冗談を。
は?クリスマスのご予定は?ですって?
仕事だよ!
クリスマス休暇なんてねぇんだよ!この業界は!!
ほう?イブの夜は?とな?
メノウ洗ってたんだよ!!
後で書くけど大量に採れたせいで軽く3時間かかったんだよ!!
・・・世間では爆弾低気圧が来襲してひどいことになっていますが、この日はまだまだ平和でした。
嵐の前に一狩りということで、車を走らせます。
本格的に冬になり、望来の裏道もこのとおり。
反対側の別荘地も同じく通行止め。
この先は深い雪道。長靴ではひざまで埋まってしまいます。
ここからは愛用のスノーシューを履いて進みます。
キツネの足跡を横目に、快適なスノートレッキングです。
たまに、キツネが狩りをした跡もちらほら。
程なく海岸に出ました。
波も風も穏やかです。
そしてこの時期には珍しく、陸風が吹いています。
うっひょう!よりどりみどりじゃあーー!
ライバル(?)もめっきり少なくなるこの季節。
ほぼ手付かずの石だまりには、メノウ率が高くなります。
冬の北風と高波のおかげか、夏場よりも石だまりの率が高く、位置も南よりになる気がします。
崖下も入れ食い状態。
歩みも進まず、普段の2・3倍近く時間がかかってしまいました。
ですが、崖からは落石がパラパラ。いつもより頻度が激高です。
吹き付ける風雪で固まっていた地盤が、ここ数日の南風で緩んだせいでしょうか。
耳に神経を集中させつつ、メノウをとりとり。
石だまりは波打ち際にできるので、近づかなくてすむのが幸いですね。
ふぅ、大漁大漁。
今年一番の収穫です。
帰り道は、明らかに深く雪に足が埋まりました。行きはよいよい帰りは(北海道弁で)こわい。
洗うのも一苦労。
今回の目玉。
淡い縞からタマネギのようにはっきりとしたものまで。満足のいくものが見つかりました。
投稿が遅くなりましたが、相変わらずメノウを探してえんやこら。
メノウ分の補給には定期的に行っていました。
え?一緒にすごす恋人?
はっはっは!ご冗談を。
は?クリスマスのご予定は?ですって?
仕事だよ!
クリスマス休暇なんてねぇんだよ!この業界は!!
ほう?イブの夜は?とな?
メノウ洗ってたんだよ!!
後で書くけど大量に採れたせいで軽く3時間かかったんだよ!!
・・・世間では爆弾低気圧が来襲してひどいことになっていますが、この日はまだまだ平和でした。
嵐の前に一狩りということで、車を走らせます。
本格的に冬になり、望来の裏道もこのとおり。
反対側の別荘地も同じく通行止め。
この先は深い雪道。長靴ではひざまで埋まってしまいます。
ここからは愛用のスノーシューを履いて進みます。
キツネの足跡を横目に、快適なスノートレッキングです。
たまに、キツネが狩りをした跡もちらほら。
程なく海岸に出ました。
波も風も穏やかです。
そしてこの時期には珍しく、陸風が吹いています。
うっひょう!よりどりみどりじゃあーー!
ライバル(?)もめっきり少なくなるこの季節。
ほぼ手付かずの石だまりには、メノウ率が高くなります。
冬の北風と高波のおかげか、夏場よりも石だまりの率が高く、位置も南よりになる気がします。
崖下も入れ食い状態。
歩みも進まず、普段の2・3倍近く時間がかかってしまいました。
ですが、崖からは落石がパラパラ。いつもより頻度が激高です。
吹き付ける風雪で固まっていた地盤が、ここ数日の南風で緩んだせいでしょうか。
耳に神経を集中させつつ、メノウをとりとり。
石だまりは波打ち際にできるので、近づかなくてすむのが幸いですね。
ふぅ、大漁大漁。
今年一番の収穫です。
帰り道は、明らかに深く雪に足が埋まりました。行きはよいよい帰りは(北海道弁で)こわい。
洗うのも一苦労。
今回の目玉。
淡い縞からタマネギのようにはっきりとしたものまで。満足のいくものが見つかりました。
2017年11月5日日曜日
2017.10.29(Sun) 石狩ビーチコーマーズ/秋の海辺の漂着物
※注意※
本日の投稿には、少々ショッキングな画像やお下品な画像が含まれます。
閲覧は自己責任でお願いします。
気分を害されても、当ブログは一切責任を持ちません。
そういったものが苦手な方は閲覧しないことをお勧めします。
大丈夫という方は、このままご覧ください。
以下、本文。
石狩砂丘の風資料館主催の『秋のBC(ビーチコーミング)』に参加しました。
定員は20名と聞いていましたが、どうやらもっといる様子。にぎやかでなによりです。
半数以上がリピーターでしたが、初参加の方もちらほら。
年齢層も、小学生から人生の大先輩クラスまでと、幅広く参加していました。
資料館で学芸員さんからの説明を受け、いざフィールドへ。
今回は、資料館からさらに河口方面で再度集合し、ビジターセンターのあたりからスタートです。
改修が終わったばかりの灯台が出迎えてくれました。
以前は錆が目立っていましたが、いまはピカピカです。
基本的に自由に散策・採集するのですが、毎回、特に採集してほしいものが毎回提示されます。どうやら研究用の資料になるらしいです。
小さな資料館とはいえ、学芸員さんが常駐する博物館。
筆者ら一般人にとっては、ただ見て楽しむ場所ですが、学術的な研究機関でもありますからね。
今回のノルマは3種。
「コウイカの甲」「ギンカクラゲ」「オレンジ浮き(漁具)」です。
普段は光り物以外には目もくれない筆者ですが、たまに気分転換と洒落込みましょう。
海岸に出ると、漂着物はほとんどなし。
今日は、河口に近づくほど多くなっているそうです。
最初の発見は、キノコ。
流木から生えていました。肉質は木のように硬い。サルノコシカケの仲間でしょうか?
中身のない、サッポロマイマイ(もしくはヒメマイマイ?)の殻や
砂鉄地帯。
場所によっては、1cmくらいの厚さになっていました。
干からびたキノコ。
風に吹かれて転がるキノコ。
そして
これでもかというくらいのタマネギ。
嫌がらせのように、タマネギばかり落ちています。
ビーチコーミングでは、こんな危険も潜んでいます。
長靴程度なら、簡単に貫通してしまいます。
「角材は踏まない」が鉄則です。
もちろん、メノウも見逃しません。
とはいえ、今回はこれ一個だけでしたが。
今回のイチオシはこれ。
筆者もはじめ、「変わった形の石炭だなあ」と拾い上げてみました。
ですがおかしい。
本当に微妙ですが、弾力がある気がします。
ためしに爪を立ててみると、わずかに食い込む。
確信を持ってライターで炙ると、
泡立ちながら融けました。
そして煙から漂う石油系の臭い。
個人的なレア物、「天然アスファルト」です。
おそらく北の無煙浜方面から流れてきたのでしょう。
他にも、中国語で「美汁源」と書かれたオレンジジュースのペットボトルや、謎のハングルが書かれた発泡スチロール片、散弾銃の薬きょう(使用済)などが採れました。
資料館に戻ると、地域のボランティアの方が豚汁を作ってくれていました。
海風で冷えた体に染み渡ります。
いつもありがとうございます。ご馳走様でした。
一息ついた後は、それぞれが発見したものの品評会。
石炭や「謎の」としか言えない塊、中身入りのロシアの酒瓶、錆びた10円、魚や海鳥の骨、生きたエビなど、奇妙キテレツな物品のオンパレード。
まるでおもちゃ箱をひっくり返したような様相でわくわくします。
学芸員さんや、参加者の中の詳しい方からの解説も興味深い。
ノルマの品も、ギンカクラゲは少々季節がずれてしまったのか、ひとつもありませんでしたが、「コウイカの甲」と「オレンジ浮き具」はたくさん集まったようです。
やはり、人海戦術は強いですね。
最後に、冒頭でも触れました閲覧注意!なブツを2点ご紹介。
画質を落としての掲載です。
何だかわかりますか?
答えは、キタキツネのウ●コ。
砂浜に2~30m間隔で点在していました。
この時期の自然公園にたくさん実っているアキグミが消化されずに出てきています。
肉食のキツネが木の実を食べるとは、少々意外ですね。
他に食べるものがなく、よほどお腹がすいていたのでしょうか。ほぼアキグミしか食べていないようです。
自然界もなかなか厳しいようで。
2点目は・・・
あえて詳しく語らないでおきます。
中身が不明な容器も多く見つかるビーチコーミングですが、これはナニが入っている(入っていた)か、ある意味簡単に見当がつくのが嫌すぎます。開封済みでしたし・・・
わからない人は、周りの人に聞いたり検索してはいけません。
世の中、知らないままでいた方が幸せなことも、間違いなくあるのです。
それにしても、こんなものまで流れ着くなんて・・・
ポイ捨て、不法投棄、ダメゼッタイ。
余談ですが、やはりメノウ分が不足していたので、この後望来に摂取しに行きました。
本日の投稿には、少々ショッキングな画像やお下品な画像が含まれます。
閲覧は自己責任でお願いします。
気分を害されても、当ブログは一切責任を持ちません。
そういったものが苦手な方は閲覧しないことをお勧めします。
大丈夫という方は、このままご覧ください。
以下、本文。
石狩砂丘の風資料館主催の『秋のBC(ビーチコーミング)』に参加しました。
定員は20名と聞いていましたが、どうやらもっといる様子。にぎやかでなによりです。
半数以上がリピーターでしたが、初参加の方もちらほら。
年齢層も、小学生から人生の大先輩クラスまでと、幅広く参加していました。
資料館で学芸員さんからの説明を受け、いざフィールドへ。
今回は、資料館からさらに河口方面で再度集合し、ビジターセンターのあたりからスタートです。
改修が終わったばかりの灯台が出迎えてくれました。
以前は錆が目立っていましたが、いまはピカピカです。
基本的に自由に散策・採集するのですが、毎回、特に採集してほしいものが毎回提示されます。どうやら研究用の資料になるらしいです。
小さな資料館とはいえ、学芸員さんが常駐する博物館。
筆者ら一般人にとっては、ただ見て楽しむ場所ですが、学術的な研究機関でもありますからね。
今回のノルマは3種。
「コウイカの甲」「ギンカクラゲ」「オレンジ浮き(漁具)」です。
普段は光り物以外には目もくれない筆者ですが、たまに気分転換と洒落込みましょう。
海岸に出ると、漂着物はほとんどなし。
今日は、河口に近づくほど多くなっているそうです。
最初の発見は、キノコ。
流木から生えていました。肉質は木のように硬い。サルノコシカケの仲間でしょうか?
中身のない、サッポロマイマイ(もしくはヒメマイマイ?)の殻や
砂鉄地帯。
場所によっては、1cmくらいの厚さになっていました。
干からびたキノコ。
風に吹かれて転がるキノコ。
そして
これでもかというくらいのタマネギ。
嫌がらせのように、タマネギばかり落ちています。
ビーチコーミングでは、こんな危険も潜んでいます。
長靴程度なら、簡単に貫通してしまいます。
「角材は踏まない」が鉄則です。
もちろん、メノウも見逃しません。
とはいえ、今回はこれ一個だけでしたが。
今回のイチオシはこれ。
筆者もはじめ、「変わった形の石炭だなあ」と拾い上げてみました。
ですがおかしい。
本当に微妙ですが、弾力がある気がします。
ためしに爪を立ててみると、わずかに食い込む。
確信を持ってライターで炙ると、
泡立ちながら融けました。
そして煙から漂う石油系の臭い。
個人的なレア物、「天然アスファルト」です。
おそらく北の無煙浜方面から流れてきたのでしょう。
他にも、中国語で「美汁源」と書かれたオレンジジュースのペットボトルや、謎のハングルが書かれた発泡スチロール片、散弾銃の薬きょう(使用済)などが採れました。
資料館に戻ると、地域のボランティアの方が豚汁を作ってくれていました。
海風で冷えた体に染み渡ります。
いつもありがとうございます。ご馳走様でした。
一息ついた後は、それぞれが発見したものの品評会。
石炭や「謎の」としか言えない塊、中身入りのロシアの酒瓶、錆びた10円、魚や海鳥の骨、生きたエビなど、奇妙キテレツな物品のオンパレード。
まるでおもちゃ箱をひっくり返したような様相でわくわくします。
学芸員さんや、参加者の中の詳しい方からの解説も興味深い。
ノルマの品も、ギンカクラゲは少々季節がずれてしまったのか、ひとつもありませんでしたが、「コウイカの甲」と「オレンジ浮き具」はたくさん集まったようです。
やはり、人海戦術は強いですね。
最後に、冒頭でも触れました閲覧注意!なブツを2点ご紹介。
画質を落としての掲載です。
何だかわかりますか?
答えは、キタキツネのウ●コ。
砂浜に2~30m間隔で点在していました。
この時期の自然公園にたくさん実っているアキグミが消化されずに出てきています。
肉食のキツネが木の実を食べるとは、少々意外ですね。
他に食べるものがなく、よほどお腹がすいていたのでしょうか。ほぼアキグミしか食べていないようです。
自然界もなかなか厳しいようで。
2点目は・・・
あえて詳しく語らないでおきます。
中身が不明な容器も多く見つかるビーチコーミングですが、これはナニが入っている(入っていた)か、ある意味簡単に見当がつくのが嫌すぎます。開封済みでしたし・・・
わからない人は、周りの人に聞いたり検索してはいけません。
世の中、知らないままでいた方が幸せなことも、間違いなくあるのです。
それにしても、こんなものまで流れ着くなんて・・・
ポイ捨て、不法投棄、ダメゼッタイ。
余談ですが、やはりメノウ分が不足していたので、この後望来に摂取しに行きました。
2017年11月2日木曜日
2017.10.28(Sat) 夕闇迫る無煙浜
空は薄く雲がかかるも、明るさは十分。海はさざ波。気温も季節の割りに暖か。
今日も今日とて、メノウ拾いです。
今週は、石狩も台風21号の余波を受けて荒れました。
そして台風の贈り物がこんなに。
期待度高です。
中心に三角形。
長い年月の中、隙間を満たす熱水の成分が変わったのでしょうか。
べっこう飴のようなシーグラス。
普段は拾わないのですが、初見で勘違いをしたよしみで収集。
やさしい丸みです。
母岩の前後に穴が開いたカーネリアン。
酒のつまみにこんなのがあった気がします。
光にかざすと、しっかり透過します。
・・・雪ダルマ?
本日も発見、キノコメノウ。
ここのところ、遭遇率が高い気がします。
メノウ部分の透明度が高い。
一見、変哲のない赤い石。
よくよく見ると、細かい”サシ”が入っています。
磨いたらどんな表情を見せてくれるのでしょうか?
こちらも、不透明な黄色の石。
ですが
光に透かすと、ぼうっとまだら模様が浮かび上がります。
今日も今日とて、メノウ拾いです。
今週は、石狩も台風21号の余波を受けて荒れました。
そして台風の贈り物がこんなに。
期待度高です。
中心に三角形。
長い年月の中、隙間を満たす熱水の成分が変わったのでしょうか。
べっこう飴のようなシーグラス。
普段は拾わないのですが、初見で勘違いをしたよしみで収集。
やさしい丸みです。
母岩の前後に穴が開いたカーネリアン。
酒のつまみにこんなのがあった気がします。
光にかざすと、しっかり透過します。
・・・雪ダルマ?
本日も発見、キノコメノウ。
ここのところ、遭遇率が高い気がします。
メノウ部分の透明度が高い。
一見、変哲のない赤い石。
よくよく見ると、細かい”サシ”が入っています。
磨いたらどんな表情を見せてくれるのでしょうか?
こちらも、不透明な黄色の石。
ですが
光に透かすと、ぼうっとまだら模様が浮かび上がります。
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やあ、こんばんは。 家主がなんか病気をこじらせて寝込んでいるから体を操って、代わりに投稿(?)というものをしてみたよ。 本来僕らには個別の名前という概念はないんだけど、家主はメノウ虫と呼んでいるよ。 今日は僕らについて書いていこうと思うよ。 見ての通り、僕らは鉱...
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2件の仕事を済ませ、望来へと急ぐ。 日は傾き、残り時間は、あと1時間といったところ。 波は荒く、漂着物が少ない。先週以上に、期待できなさそうです。 仕方ないので、帯状にパラパラと残された石をたどります。 5分後、透明なメノウを発見。 他にも2~...
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